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境界線。【安室透夢小説】

第4章 ヘンゼルを殺したのは誰?



コナンside


目が覚める。
そうか、昨日は くのえの家に泊まったのか。

結局、昨日は何も見つからなかった。
知佳くんがこの家にいた形跡、それから、 くのえが人を殺したような痕跡も。

それに、俺だけでなく、突然の安室さんの登場にも許した。

くのえはあの事件の犯人じゃいのか?
いや、でもだったらなんで知佳くんと一緒に居たんだ?






眠たい目を擦って階段を降りる。

「...あ、安室さん、 くのえ姉ちゃんおはよう。」

2人はもう朝食を食べていた。

「おはよう。今、起こしに行こうと思ってたところだったのに。はい、コーヒー。」

「ありがとう。」

席に着く。
ぼーっとテレビを見ていた。






_____速報です。
昨夜未明、児童誘拐殺人事件の犯人と思われる男が身柄を確保されました。しかし、男は未だ事件について口を開いておらず、現在も行方不明中の如月知佳くんについては何も情報が得られておりません。今後警察はこの男に事情聴取を_____






「犯人、捕まったんですね。」

くのえが口を開く。
どういうことだ、結局、犯人は くのえじゃなかったのか。でも、だったらなんで知佳くんは....。

「でも、男の子はまだ見つかっていないんですよね。早く見つかるといいですけど。」

「 くのえ姉ちゃん....?」

「どうしたの?.....コナン君。顏、ひどいよ?まだ眠いのかな?」





____如月知佳はいったいどこにいるんだ?





第五章につづく
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