第4章 ヘンゼルを殺したのは誰?
安室side
ポアロでの仕事も終わり、俺は くのえさんの家の前まで来ていた。
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おいおいおい。何を考えているんだ降谷零。
女子高生の家にお泊まり。
.....アウトだろ。いろいろと。
.......こんなことが同僚達にでも知られたら、社会的に終わる。
いやいや、そういう問題じゃない。
帰り際に、あんな事を言われたら、変に意識してしまう。
手を出さなきゃセーフか.....?
じゃなくて!!!
コナン君はいったい何を考えているんだ?
そんなことを考えながら数分。
よしっ......
チャイムを鳴らす。
「あ、安室さん、いらっしゃい。」
くのえさんが玄関のドアを開ける。
食事を作ったいたところなのかエプロン姿だった。
....かわいい。
「こんにちは。突然、すみません。これ、ケーキ買ってきたのでコナン君と食べてください。」
「わぁー。気を使わなくても良かったのに。どうぞ。わたし、ご飯を作っているところで、コナン君、ちょうど暇してるんですよね。」
そう言って くのえさんの後をついていく。
1人暮らし、なのか?
女子高生の1人暮らしにしては随分広い。
「あぁ。1人暮らしじゃないですよ?」
「な、なんで?」
「だいたい、聞かれるんです。さっきコナン君にも聞かれました。大学生のお兄さんと住んでいます。 翠くんって言うんです。」