第5章 ページ5、喧嘩

ケイト「なんで睨んできてるの！？；）…；」たらたら

フエゴレオン「抗弁たれる気はないがよく聞け！！」ごお！！
ケイト「はいい！！・・；
（って抗弁って何！？；」気を付け


フエゴレオン「お前の持つその優しさは誇りだ！尊敬に値する！！

だが、厳しさを持て！」

ケイト「厳しさ？」

フエゴレオン「痛いなら痛いと言え。叫べ！
まずは人に伝えることから始めろ！」

ケイト「ひいいい；」

フエゴレオン「自らの気持ちにブレーキをかけ、冷静になれるのは素晴らしいし一級品だ！
だが、己をないがしろにするのはまた別だ！

抱え込めば抱え込むほど、後で爆発することになることを知れ！

先程私を殴ったのもその積み重ねによる反動だ！
同じ後悔をしたくないのならば細目にぶつけろ！！」


ケイト「細かくって；」

フエゴレオン「今何を思っているのか、考えているのか述べよ！！」
ケイト「はい！！
兄上怖いです！！；」気を付け
フエゴレオン「それでよし！！」微笑
ケイト「ええええ！？；
（それでいいの！！？；」

少しでもいい、気持ちを吐き出せるようになること。

それが、ケイトにとっての一歩になるはずだ。


フエゴレオン「大切なのは

恐れず、ちゃんと伝えることだ。


言った相手に
どう思われるか、嫌な思いをさせるかが重要なのではない！

嫌な思いをさせたのなら謝り、繰り返させぬために
それらを伝え合うために「言葉」がある！


発せねば伝わらんままだ！そうだろう？」ふっ

ケイト「…！
（つまり…
大事なのは、些細な感情や考えでも言葉にして伝えること）

…はい！！解りました！」


伝わっただろうか…？

私がこれまで過ごした時から得た常識や考えを。


自分のために、自由に生きてもいいのだということを……