八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第19章 ページ19、異変
ケイト「ノエル…でもお前、まだ制御が」
ノエル「死に物狂いでやってみせる!!
あんたが死ぬなんて、死んだって認めないんだから!!!
いい!!?死んでも諦めないからね!!!
あんたが諦めても死んでも、絶対国王にさせる!!!」
ケイト「…えええええええ;」
ノエル「何よ、その嫌そうな顔は」溜息
ケイト「いや;だって…迷惑かけるじゃん;」
ノエル「生きてたら誰だって迷惑かけるのよ!
それに…それを教えてくれたのは、他でもないあんたでしょ?」
ケイト「!」
ノエル「私は、あなたの弟子だから」ぎゅっ
ノエル「勝つまで諦めない!!」
ケイト「…っぷw負けず嫌いめ^^//」
ノエル「よし!//」
その言葉に嬉しそうに笑うケイトに、ノエルは嬉しそうに笑って言った。
ノエル「社会には、あんたのような人間が必要なのよ!!!
あんなに真っ直ぐに向かい合ってくれたのは、あんただけだったのよ…
だから、生きなきゃダメ!
私は絶対…あんたをも超えてみせるんだから!!」
ケイト「うん!その意気だ!^^」
どうやら今に始まったことではないそのやり取りを見て、私は笑った。
ミモザが若干羨ましそうにしていたが、それは仕方ないことだ。
それに関しては触れず、王位の件と魔石の件に今は集中することになった。