• テキストサイズ

八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】

第18章 ページ18、迷宮(ダンジョン)





ケイト「レオ、そこ」

レオポルド「はい!

炎魔法、螺旋焔(らせんほむら)!」

ぼごおおっ!!


罠を床や壁ごと燃やし尽くすのは流石だ。

だが、一つだけツッコミたい。



フエゴレオン「罠で遊ぶな!!;」汗

ケイト「次そこ!」
レオポルド「はい!」
フエゴレオン「モグラたたきじゃないぞ!!;」汗
ずごごすっ!!!

『いだああああああああああ;』汗


そう声を張り上げる中、手刀を繰り出すと

いつもの如く悲鳴が上がり、言うまでもなく迷宮に響いた。



ケイト「私達に対していつもやってるじゃん。もぐらたたき」
フエゴレオン「何?;」

レオポルド「そうですよ。
ツッコむことがあればすぐ手刀で叩いてくるんですから」
フエゴレオン「それは仕方ないだろう;」

『…』にやり

冷や汗交じりに言う中、二人は目を合わせてにやついた。



フエゴレオン「む?」汗

何故だろうか、嫌な予感がする。


腕組みをしたまま冷や汗を滲ませる中、二人が跳びついてきた。



『でやああああ!!』

どっすぅん!!!


フエゴレオン「待て!ここはもう迷宮だぞ!!」じたばた
ケイト「それがどうした!?今は逆襲が第一だ!!」ぎゅううう

レオポルド「そうです!普段ツッコミしまくってる分、俺たちにもツッコませて下さい!!」ぎゅううう
フエゴレオン「何にだ!!?;」滝汗

言うまでもなく二人に仰向けに押し倒され、しがみ付いてくるケイトを引きはがそうとするも

その上からレオが覆い被さって引きはがそうにもはがせなくなってしまった。


最後の問いの後、返ってきた言葉に私は絶句した。



ケイト/レオ『フエゴレオン/兄上をいっちょうらにしてやるううう』

フエゴレオン(何故そうなるんだ!!?;)ガガーン!


驚く中、脱がそうとしてくる二人に対し

炎と共に全力でツッコんだことで、ようやく悪ノリという名の暴走は止まった。


/ 484ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp