八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第17章 ページ17、二人きりの時間
・雑談→嫉妬→想像
昼御飯は外で食べることになった。
昔、故郷だった所が変わっているわけだが…やはり心痛なのだろうか。
そう心配から思いを巡らせる中、ケイトは笑っていた。
フエゴレオン「?どうした?」
ケイト「いや…
あの小さい子、昔のレオに似てない?^^」くすくす
フエゴレオン「ん?……
ああ。少し似ているな」くす
ケイト「なっつかしいな~!^^♪
ね、私は昔こういうことがあったんだけどフエゴレオンはあった?」ちょいちょい
フエゴレオン「ん?なんだ?」微笑
ががっ
手招きされたことで
椅子を寄せると、石畳とこすれて音を立てた。
それから耳をケイトへ向けてそばだてていると
ケイトは嬉しそうに笑いながら、口の横に手を当てて言い出した。
ケイト「実はね…
まだレオが小さい時、仕事帰りで寝てた私を起こしに来てね。
その時、ベッドで寝てた私にまたがったんだ^^♪」
フエゴレオン「何!!!??//;」
ケイト「でもって、何度も何度も腰打ち付けてきたの。
両足でジャンプしながら布団の上から何度もさ♪
げふっごふっ!ってなってた^^(くすくす)
フエゴレオンもされたことある?」首傾
フエゴレオン「……」ぐぬぬ
…最初にする相手は私だというのに!(怒)
ケイト「?何で眉間に皺寄せてるの?」きょとん
フエゴレオン「知らん!!」ふいっ!!
ケイト「え!?;何で椅子ごと顔逸らすの?;
ねえ、フエゴレオン!;
フエゴレオンってば~;」あせあせ
……あ…小さい時のレオだったな。
それなら仕方ない、か;その気はないのだろうし;
くるっ
フエゴレオン「…すまん;」
ケイト「なんだ。
されたことないなら言ってよ!
私がやる!^^♪」
フエゴレオン「やるな!!;」
振り返りながら謝ると
されたことがないから拗ねたのだと思われたようだ;
まあ、それはそれで好都合なのだが…;
ケイト「え~;」
フエゴレオン「結婚した後になるまで禁止だ!!!」
ケイト「?何でか教えてくんなきゃわかんないよ」
フエゴレオン「ううううう;
ダメと言ったらダメだ!!;時が来れば教える!;」滝汗
ケイト「?」腕組&首傾
いずれ遠くない未来、私も…//
それから数分、顔のほてりが収まることはなかった//