八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第17章 ページ17、二人きりの時間
だが、私の思惑はケイトにはバレバレだったようだ…;
ケイト「えー?
もしかして新婚旅行の予行演習?」にやにや
フエゴレオン「!!??//」
何故ばれた!!?//;
ケイト「そっかあ~。
もしかするとって思ってたけどそれでかあ~」によによ
フエゴレオン「そんな目で見るな!////」かああっ
ケイト「いやいやいや~。もっと言いたくなってきて
フエゴレオン「勘弁してくれ//」
耳まで真っ赤になるのを感じつつ
抱き締める力を強めるケイトの腕を軽く掴みつつ、止めようとすると
ケイト「うん、わかった^^」
フエゴレオン「…?//」ドキドキ
ケイト「私もね…
二人きりになるの、楽しみにしてたんだよ?//」にっこり
フエゴレオン「!!??////」ぼんっ!!
ああ、ダメだ…
ケイト「兄上じゃなくって、フエゴレオンって呼べるようになって、本当に嬉しかったんだから^^」
フエゴレオン「////////」
もう、死んでしまいそうになる。
そんな感覚が身に沁みいるのを痛感しながら、悶えながら宿へと凄まじい速度で飛んでいった。
有事の際に使っているのと全く同じ速度=全速力で。
周囲の人が何事かと目を向けてこられたが
この羞恥の姿を見られるよりかはマシだ!!!
その心中の想いと比例するかのように、速度は上がっていき…
ケイト「飛ばし過ぎだってば危ない!!;」
忠告を無視した結果
どっごぉん!!!!
宿の正面にある大きな岩に正面から激突した。