八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第16章 ページ16、遠征
・結果→みんな小さくなりました。
ノゼル「なんだこの姿は」イライラ
ヤミ「だれとくだよ、こんなもん」イライラ
二人は仏頂面で、さぞ苛立ちしかない&気に食わないという顔をしていたが…
ケイト「わ~い!ふたりいっしょ~!^^♪」にこにこ
ぎゅう~!!
後ろから跳びつかれる中…
まあ悪くはないという、まんざらでもない表情になった。
フエゴレオン「むっ)…」むすー
無論、私は放置されたままなので、この上なくつまらない。
身体が幼いからか、心もまた幼くなって制御が利かないようだ。
嫉妬の怒りのままに腕組みしながら、ぷいっと音を立てながらケイトから顔を逸らした。
ケイト「…フエゴレオン?」ぎゅううう
フエゴレオン「そのまま二人とだけいればいいだろう!」ふいっ!!
二人を抱き締めたまま歩み寄ってくる中、私は勢いよく顔を逸らした。
何故だ…
いつもならある程度は抑えられるはずなのに、全く抑えられない!;
ケイト「じー)…」
フエゴレオン「…;」汗
ケイト「くす)約束忘れた?」
フエゴレオン「…?」
ケイト「ずっと、一緒だよ?^^」にっこり
ぱっ(二人を離す)
ぎゅううううううううううううう(私に抱き付く)
フエゴレオン「…!!!!!??/////」ぼぉんっ!!!!
その瞬間、全身の血が沸騰したかのような感覚にとらわれた。
やはり背は少し小さく、それでも…あまりにも愛らしく…
いや、普段のも十二分に愛らしいのだが……////
ケイト「今日はずっと離れないからね?♪
寝る時もトイレでもいつでも一緒^^」るんるん
フエゴレオン「…ああ//(かなわないな//まったく」溜息&なでなで
そんな風に、無邪気に喜びつつ嬉しそうなケイトに
私は喜びしか感じず、笑いながらも溜息をついた。
その温もりを手放すまいと抱き返し、頭をそっと撫でながら…