八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第12章 ページ12、穏やかな日常
「?何してるんだ?こんな所で」
ケイト「!
(魔力を全く感じなかった!一体…」
そうして振り返ってみると…
小さな子供がいた。
ケイト「…よかった;刺客かと思った;」たらーり
「その白いマント…
(はっ!)まさか、魔法騎士団!?」キラキラ
ケイト「しー!;」
「!?」
ケイト「あはは、見つかっちゃったか^^;
まあ、それは仕方ないとして…;
これ、シスターに届けてくれる?」
「?何これ…って重っ!!;」ずっしり
ケイト「ただの寄付だよ^^
役立ててくれって伝えといて」
「な、名前は何て?;俺、アスタっす!;」
ケイト「ケイトだ、ケイト・ヴァーミリオン。
ただのしがない通りすがりだ。
この時期、毎年来るつもりだからよろしくね^^」
そう笑ってから一瞬で去ったように見せかけ、空中に浮かんだ。
アスタ「…風のような人だ;」ぽかーん←去ったと思ってる
「?どうしたの?アスタ」
アスタ「おお、ユノ!;
これ手伝ってくれ、マジで重い!!;」
ユノ「?こんな布切れ…重っ;」
アスタ「なっ!?言っただろ!?;」
それから二人はそろってよろよろと教会に入っていき
水をかけた瞬間現れた、食糧や服などなどの大量すぎる物資の山に
「おおおおおおおおお」「すっげええええ・・」
といった声を聴きつつ、私は笑って去っていった。
幸せそうで何よりだ^^♪
そう思って帰ったのも束の間
後日、それを風の噂で聞いたレオもまた賭博場に行って稼ぎたがり…
それに対し、私は
「トランプの面を全く向けられないまま、フエゴレオンにめくってもらい
全く見ずに目も瞑ったまま一切の魔や魔法も使わず、トランプの数字から模様や色まで全て言い当てる」という神業を
一瞬かつそらでやってのけることで、格の違いを見せつけ
それができなければ金はどぶに消えることを教え、諦めさせた。