八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第11章 ページ11、白の鳳凰
それから後…
魔法帝「で…
なんで君たちここに居るんだい?
さっきはスルーしてあげたけど」
レオポルド「ぎくっ!!);」
ヤミ「お、もしかしてばれてる?」
ユリウス「うんうん」
…
二人に前後挟まれたわけなんだけど…
事情話したら怒られずに済んで、ヤミさんだけ怒られてた。
でも情報に関しては
魔法帝や家族、現場にいた団長・副団長たちだけなら見せてもいいということになった。
ケイト「やったよ兄上~^^」
フエゴレオン「ああ、よくやった!ケイト!」
笑いながら兄上に跳びつく姉上に
兄上は上機嫌に笑いながら抱き留め、頭を撫でた。
レオポルド「兄上~映像撮れた~^^♪」
フエゴレオン「何!?
勝手に入ってはいけないと言っただろう!!」ごぉっ!!
レオポルド「ごめんなさい;
でも魔法帝から赦してもらったので;」
フエゴレオン「まったく…今回だけだぞ?」溜息
レオポルド「はい^^」
俺も早く、兄上や姉上みたいに強くなろう!
そう決意を新たに拳を握った時
冷や汗交じりに俯いて、左胸を左手で押さえる姉上が見えた。
レオポルド「?
姉上?どうしたんですか?」
ケイト「!…いや、なんでもない^^;
それよりも今夜は外食だな!
お祝いだろ!?」
フエゴレオン「ああ。
だが、その前に仕事をはっきりさせないとだな」
ケイト「うん!」
それから魔法帝と話し合った結果
「まず朝に王宮に来てもらい、それから任務を発表し、行ってもらう」という方針になったらしい。