八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第10章 ページ10、入団試験
それから後…
魔法帝「はい、僕がかねがねから考えていた
「白の鳳凰」のマント^^」
ケイト「あ、ありがとうございます//…
ふわあ…(カッコいい//」
もともとそれを考えて作っていたのか、魔法帝は姉上に白地のマントを手渡した。
受け取るや否や、頬を染めるから覗いてみると…
確かに、カッコよかった。
魔法帝「気に入ってくれたみたいで何よりだよ^^♪」にこにこ
ケイト「あれ?
何で目がないんですか?;」
魔法帝「ん?
それはね…
たとえ誰の目にも見えないほど真っ暗闇の中においても
煌々と光輝き、「希望」となる。
そう、願いを込めたんだよ」微笑
ケイト「…そっか…
そっかあ^^//へへっ」
そう笑いかけながら言う魔法帝に…
姉上はとても嬉しそうに頬を赤らめつつ、そのエンブレムを握り締めながら満面の笑みを浮かべた。
魔法帝「ほら、いつまでも握り締めてないで。
羽織って羽織って♪」
ケイト「!はい!」
そして、兄上と全く同じ襟の立った上着の上に
前で止めるタイプの、手渡されていた白地のマントが羽織られる。
その背の中央には
先程言っていた、黒地に白鳳が刻まれたエンブレムがあった。
魔法帝「では…
これにて試験は終了!
お疲れ様。
どうか君たちに、幸多からんことを!」
その笑いながらの言葉と共に、試験は終了された。