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八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】

第9章 ページ9、誕生日





ヤミ「あー、そういや悪い。
お前の誕生日の時、プレゼントなかったな」

ケイト「別にいいよ、ヤミが無事なら」淡々


宮廷の中庭で淡々と呟くケイトはとても男らしく…

女にしておくのがもったいないとも思うほどだった;



ヤミ「んじゃタバコやるわ。

俺、近頃気に入ってんだ」
なんだと!?;


そう笑いながら口にくわえていたタバコを差し出すヤミに怒りを覚え

出ていこうとしたが…



ケイト「いらんよ!;」

その言葉を聞いた直後、ケイトは即答し

それに思わず体の動きも止まった。


ヤミ「あ?何で」
ケイト「ヤミもやめた方がいいよ!
肺が黒くなるしいいこと一つもないんだよ!?百害あって一利なし!

薬を飲むにしても影響でるしでね!」くどくどくどくど

人差し指を立て、くどくど説教しだした。


なるほど。身体の方を心配してか…(腕組)

流石、私が惚れただけはある(うんうん)←のろけてる


ヤミ「お前…ホント堅物だな;変わんねー;」
ケイト「お前の身体が心配だからだよ!

というか…
どうせ誕生日プレゼント貰うなら、二つ名が欲しいなあ」ぼそり



その意図が解らず、ヤミも私も?を浮かべるばかりだった。


が、返ってきた答えは予想外のもので…


ヤミ「ん?二つ名?」
ケイト「うん!

例えば…(キラン)
堅物は堅物でも、「堅物大魔王」とか!!(ぐっ!」キラキラ

ヤミ「ぶっ!!」

拳を握り締めながら瞳を輝かせて叫ぶケイトに

ヤミは吹き出した。


私はというと…

ケイトの真意が掴めず、ただただ唖然と聴き入るばかりだった;


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