第1章 変わらない日々
改札口を出て、本庁に入ろうとした時、急に俺のお尻に激痛が走った。驚いて振り返ってみると、そこには岡田くんの姿。
(`・З・´)「岡田くん、いつも手加減してって言ってるじゃないすか!」
(´・∀・`)「あーあ、翔くんかわいそう……」
O「そんな事言うなよお前らぁ、これでも手加減してるぞぉ?」
(`・З・´)「いぃや、してない。絶対してないって。マジで痛いですからね!」
?「お前ら、朝から何してんだよ」┐(´д`)┌
またまた後ろを振り返ると、松岡さんの姿があった。
松岡さん、通称松兄。両親がなくなる前まで住んでいた家のお隣さんで、よく兄弟5人と遊んでくれていた兄貴分。現在捜査一課課長の敏腕刑事さん。
(´・∀・`)「あっ、松兄おはよう( *´꒳`* )」
松兄「……おい智、俺一応上司だからな?」
(´・∀・`)「でも松兄は松兄だもん( *´꒳`* )」
松兄「……」
さすがの松兄も智くんの笑顔には弱いみたいで、何も言い返せなくなっている。っと言っても、こんなことは日常茶飯事で、ほとんどの場合恒例行事のようになっている。
松兄「あぁそうだ、雅紀と双子達は元気にしてっか?」
(`・З・´)「元気ですよ(笑)今日だって潤は見送りしてくれましたし、雅紀とカズは相変わらず朝からイチャイチャしてましたしぃ。」
松兄「はははっ、お前らほんと仲良すぎだろ(笑)」
(`・З・´)「まぁそうですねぇ。特にカズのやつ、外とかではツンツンしたりしてるけど家ん中じゃ雅紀にべったりですし(笑)」
まじかよ!っと松兄が驚きながら笑う。ふと智くんの方を見ると、岡田くんと仲良さそうにじゃれていた。