第2章 初仕事
とりあえず、3日は家の事をしないといけないので、ご飯を作ることにした。リビングには誰もいなくて、みんなそれぞれの部屋にいるみたい。それにしても、改めてすごい家だなぁ。私の部屋も含めて8部屋もあるなんて、しかも一部屋が結構広いし。そんなに売れっ子さん達なのかな?テレビをあまりみない私はほんとに彼らを知らなかった。
冷蔵庫も大きくて、中の食材も充実していた。
適当に何か作るか。みんな若かったし、ボリュームあるものがいいよね。ハンバーグにしよっと。
叔母さんの家にいた時から、私は家事全般をしていたので、家政婦業には自信があった。
玉ねぎをきざんでいると、誰かが部屋から出てきた。