第1章 【黒バス】赤司くんでお願いします!
「はい、赤司さーまっ♡」
最後の仕上げはどうぞとペンを渡す高尾。
うんと頷く赤司。
そっと差し出すティーカップを『スイマセンスイマセン』と何故か謝りながら桜井が受け取る。
赤司はペンをもらい横線を引いていく。
「あー、高尾くん、ひどいー!黒子っちもオレも上に名前があるからこれじゃペアになれないじゃないっすか!やだー!」
「高尾の名前は下に有りますよ!」
「黒子っちがいいっす!」
「高尾を愚弄するならオレが相手になるのだよ」
ムッとしてバディモンペになる緑間に『そうじゃなくてぇ〜』とくねくねうねる黄瀬。
「さあ、お楽しみの抽選タイムだ」
全く楽しい、という言葉とかけ離れた厳しい顔で赤司。
「二号、黒子っちもみんなオレに意地悪なんスよ〜」
遂に黒子が連れて来た二号に絡むが手足両方で全力イグナイトをくらい半泣きが全泣きになっている。