• テキストサイズ

闇鍋ぱーりー!2

第3章 【HQ】ダーリンは心配性!


「トビオが泣きながら『もうオレ及川さんと離れたくない』ってインハイの後泣きついて来て、オレも満更…ほら、トビオにそんな泣かれるとか良い気味だし『もう勝手にどこもいかないよ』って答えたし」
その為に今推薦蹴って県内で大学探してるし、と及川。

「それ付き合ってるンすか?」
「え?」
「え?」
菅原の彼氏影山と、影山の彼氏及川は顔を見合わせる。

「や、や、それ付き合ってるんじゃない?」
木兎は遠慮なく自分の意見を押し出した。
「でも時空違うトビオが付き合って無いって!」
「深く考えたら終わるぞ」
木兎先生のありがたいお言葉に今度は及川がうなだれた。

「で、ぼっくんはどうなの?順風満帆?」
ぐだりながら及川が問う。
「赤葦がモテ過ぎて困る」
アーアーと及川と影山は頷き合う。

「何かさ最近赤葦地方紙に載ったらしいんだわ。そしたら何かふぁん?とかいるっぽくて靴箱から何か手紙がザラーって!」
木兎のなんだか妙に要領を得ない話にも及川は頷く。

「赤葦くんてモテそうだよね。まあ、ほら及川さん程じゃないけど!」
早速自信を取り戻す及川に影山がジト目になる。
/ 74ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp