第1章 軽い気持ちで
カラ「…探しに行った方がいいだろうか?」
一「放っとけよ。どうせしばらくしたら戻ってくるんだから」
一松兄さんは猫と遊びながらそう言った。立とうとしていたカラ松兄さんはしばらく俯いてまた座った。部屋に沈黙が流れる。
トド「ま、まぁ喧嘩なんていつもの事だし!またすぐ仲直りするって!」
この沈黙に耐えられなくなった僕はその場の空気を和ますためにわざと明るい声で言った。
カラ「…そうだな」
カラ松兄さんはニコッと笑うと鏡を見始めた。十四松兄さんも笑顔に戻ってバランスボールの上でゆらゆらと揺れ始める。良かった、みんな元気になって。
一「そうなればいいけどね」
トド「もー!せっかく和んだのにやめてよ、一松兄さん!」
一「サーセン」
みんながケラケラと笑い出す。僕も自然と笑顔になる。おそ松兄さんとチョロ松兄さん、早く仲直りしないかなぁ?