第20章 くれいじー!
「ついさっき、他のクルーにも報告をしてきたところだ。」
『ぶわぁん!もはや周知の事実だとか認めたくねぇ!』
「それにしても…剣の手入れをしている茉都莉の真剣な瞳にハートを撃ち抜かれそうだ…。まさに、ラブずっきゅん☆だな」
『きめぇ頭大丈夫かコイツw………ガチでブロークンハートすればいいのに』
「あぁ…!天使のようなmyスイート☆ハニーに身も心もメロリンラブ!」
『ちょ、パクったらだめだから!』
「俺のハートは茉都莉というハート泥棒に盗まれてしまった…!!」
『っwうwえw誰か。コイツと会話できないんだけど。そうか、あれか。変態にはドラえ●んの翻訳コンニャクが必要なんだな?』
「はははっ!そう照れるな!コンニャクなど無くても、俺とmyスイート☆ハニーは何時も愛の力で繋がっている!」
『全力で拒否ww』
「hshs…茉都莉の手は本当に可愛いな…っ」
『うぼあぁ!急にhshsするな!』
「よし、次の島で婚約指輪を買おう!」
『こいつ、まさか…!?』
「俺の真の目的は可愛い茉都莉の手を握ってhshsする事だ((ドヤァ」
『ドヤァて何だドヤァて。うざいから堂々と言うなよ!』
「もう剣の手入れは終わっただろう。式場を決めるぞ」
『何勝手に進んでんのコワいw…そう言えば、私が部屋に籠もったのは三時間前だぞ…?…ん?』
「あぁ。だが俺はその一時間前から茉都莉の部屋でスタンバってたけどな」
『なん…、なん…だと…!?コイツが部屋に侵入してた事に気付かなかった自分が憎い!!ていうか堂々とストーカー発言しやがったよコイツ!』
「1日の内23時間と30分は茉都莉を眺めるのが俺の日課だ」
『明らかにおかしいだろwどんだけ私を見てるんだよ』