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【HQ】君に好きだと言えたなら

第7章 純粋無垢★(牛島若利×白布姉)


「そういえば天童から他にも色々貰った。」


 そう言って先程避妊具を取り出した引き出しから何かを持って来た。何だか嫌な予感がする。


「これなんだが。」
「うわああ!」


 私は牛島君が持って来たモノを牛島君から取り上げた。天童君から貰ったと言って牛島君が持ってきたのは大人の玩具。しかも一個じゃない。五つも。何てものを渡してくれたんだ天童君…!純粋無垢な牛島君が穢れてしまう…!牛島君から取り上げ、私の手の中にあるそれらを見つめ、顔が赤くなる。まさかこんな形でこれに触れる日がくるとは。私自身生で見るのは初めてだ。


「DVDもあるぞ。」
「見たの!?」
「バレーの試合ではないと言っていたからまだ見てはいないが。」


 こんなのを渡す位だからきっとそのDVDも多分とんでもないやつに違いない。


「これは牛島君にはまだ早いから…!天童君に送り返す!天童君の住所教えて!」
「まだということは、そのうち使う機会があるということか?」


 そう言われ、玩具を使われ牛島君に攻められる自分を想像し、死ぬ程恥ずかしくなった。


「ない!絶対ないから!」


 翌日、天童君の住所を教えてもらった私は、牛島君から没収した天童君からの貢物をダンボールに入れ郵送した。厳重に包装したし、ダンボールにも入ってる訳だから、この中に何が入っているかなんて誰にも分からない筈なのに、それでもやっぱり荷物を出す時は恥ずかしくて仕方なかった。
 そして月曜日、上手くいった?と尋ねてきた東雲さんに私はBlu-rayを返却した。


「…オカゲサマデ。」


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