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【HQ】君に好きだと言えたなら

第7章 純粋無垢★(牛島若利×白布姉)


「痛むのか?」
「ちが…、気持ちいいの…。」
「そうか。」


 私の答えに満足したのか、優しい笑みを浮かべる牛島君に胸がきゅんとなった。


「牛島君の事、沢山感じたいの。だから、牛島君の好きなように動いて?」


 それを合図に激しいピストンが始まり、私はその快楽に身を委ねた。バレーで鍛えられたその肉体。初めてだというのに的確に私の弱い所を突いてくる。


「う、し…っま、く、だめ…っ、もっと、ゆっ、くり、」
「…すまん。そんな余裕無い。」


 感情の起伏の少ない牛島君の余裕の無いような切羽詰まったような表情。これを私が引き出したのかと思うと、牛島君に取って特別な存在でいれてような気がして嬉しかった。


「好き…だい、すき…っ、」


 貪るような激しく濃厚なキス。激しく打ち付けられるソレに、私は牛島君に抱き締められながら絶頂に達した。

 事を済ませ、後処理を済ます牛島君。あまりの気持ち良さに何だかふわふわする。


「…ていうか、牛島君。」
「なんだ?」
「牛島君がそれ持ってるの意外だった。」
「嗚呼これか?」


 それというのは避妊具の事。まあこれがあったから今回最後までヤる事が出来た訳だからあって良かったのだけど。


「こないだ天童が来た時にくれた。」
「天童って、白鳥沢の天童君?」
「嗚呼。」
「何に使う物なのかわからなかったが、アレを見て何に使うものか理解した。」


 アレと云うのは未だにテレビ画面であんあん言っている私が持って来たAV。今時避妊具を見てピンとこない男なんているのか…。初心過ぎるよ牛島君。そんな純真な牛島君を汚してしまったようで何だか少し罪悪感。

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