第7章 世界と世界のゲーム
飲み会も進み
名前を中心に女性陣が集まってくる
「ねえ、あなた達恋若いんだから浮いた話の1つや2つ
あってもいいわよね?」
K・Kがチェインと名前の前に
新しい酒瓶を叩きつけながら言う
「大丈夫、もう少し飲めば言いたくなるわよ」
にっこりと微笑む
「それは、僕も少し気になるな」
近くで聞いていた、スティーブンや周りのメンバーも自然とその会話に加わる
K・Kの嫌そうな顔をして一気にグラスを煽る
「名前さんってどうゆう男性がその‥‥タイプなんですか?」
『えーそうだなあ、好きになった人がタイプかな』
「名前の場合そこまで行くのがハードル高いだろう?」
スティーブンの言葉に、うーんと首を傾げてみせる。
『そんなこともないわよ。ルックスも大事だとはおもうけど
それよりも誠実に私を愛してくれたらそれだけでいいわ。』
後は、清潔感があったら、かな。という言葉に
「ザップは一抜けね」
性病持ちだから、と蔑むようにチェインが罵る。
「ちげえよ!綺麗だわめちゃくちゃ綺麗だわ!」
いつも通りの2人の会話に呆れながら、 氷のだいぶ溶けた
お酒に口をつける。
「チンチクリンのオメェも同じだよ」
「僕は別にそんなつもりで聞いたわけじゃないですよ」
『え、なんで?』
「「「え?」」」
彼女の言葉にその場のみんなが動きを止める。
「は?名前なんつった?」
『だから、なんで?って聞いた』
「お前こんな、チンチクリン陰毛大王が相手でもいいのかよ!?」
名前は血相を変えて驚いているザップに小さく笑った。
「レオとどうこうなるのは別として
私恋愛に年齢は関係ないと思うわ」
チェインに、ねえ?と尋ねると思い当たることがあるのか
うんうんと頷く
「へえ、意外だな」
『そうですかー?』
考えたような表情で首を傾げ
あ、でもと色香のある笑顔を見せた
艶っぽい視線をレオに向けると
『リードされるセックスもいいけど
1から10まで自分の身体で教え込むっていうのも
凄く興奮すると思わない?』