第1章 くっついたりはなれたり
「おはよー。優衣。えりちゃん。あと信さん。」
そこに泊まり込みで働いてる達ちゃんが3人がいる部屋へ入ってくる。
「んー?あー達ちゃんじゃなーい?」
おげーんきぃ?とちゃらけたように近づいていく。
この人がもう一人の片割れだ。
私と優衣ちゃんはこの2人はケンカップルだとおもってる。なんてぼーっと眺めていると
「信さん、キモいわ!」
嫌そうに...私的には嬉しそうに
絡み出す2人。もう最高です。
「んあ?なんて?」
ニコニコ笑いながら、 達ちゃんをからかう信ちゃん。
「だからぁ、きもいって」
若干ちょっとむきになりつつ、信ちゃんに益々近づく達ちゃん。
「ん~?」
なんですかぁ?ますますちゃらけた話し方をして
からかい出す信ちゃんに達ちゃんが蹴りをいれてしまった。
「あかんわ。このお爺さん」
蹴りをいれても「いったあい」と口調を変えない信さんに
呆れた目を向けて優衣ちゃんに近づいてきた。
「相変わらずなかえーの?」
部屋にある机に肘をのせにやにや笑いながら言う優衣ちゃんは楽しそうだ。この人も人を揶揄うのが好きなんは知っている。てか被害うけてるし...。
「えー...。俺は嫌やで?」
嫌そうな顔をして優衣ちゃんに言う達ちゃん。
本当は嬉しいくせにぃっ。内心にやにやしながら2人の話を聞く。