• テキストサイズ

ケンカップルの日常

第1章 くっついたりはなれたり


「達ちゃん、そんな事言わず仲良くしましょー?」

達ちゃんの服にしなだれるようにスリスリと体を密着させる。離せ!って達ちゃんがいいながら、騒ぎ出す。

いやいや、わたしにはいちゃいちゃしてるしかみえない。



「うわ、変態か!」


「仲いいな...(にやにや)」

「うんー。僕達仲が良いのっ!ねぇー達君?」

オカマ口調で上目遣いで達ちゃんをみる。ちょっときもいわ。そんな私達と同じことを思ったのか達ちゃん
は慌てて何故か優衣ちゃんに弁解する、

「由衣ちゃん、ちがうからな?」

そんな達ちゃんに不思議そうな顔をして

「俺、ただ仲いい言うただけやんけ」

何慌てとんや?首をかしげた。
それに達ちゃんの動きが止まったのを見計らい、

「そうよー。達ちゃんとは仲良しよー。(スリスリ)」
ねー?なんてニッコリ笑う。

「そーか。2人でいちゃいちゃしとり(笑)」
楽しげに笑いどっかにいく優衣ちゃん。


「あ、待って!...もう!シンちゃん!勘違いされたやろ! 」

「いいじゃーないの。...っと、辰そろそろワイらも作業所いくぞ」

おちゃもてよー!って優衣ちゃんのあとをおっていた。

あ「あ...おん?ってかアンタが持てよ! 」
話の変わりようにボケーとしてしまった達ちゃん。
我に変えるとそういいつつもおちゃの入った入れ物を
手に持ち慌てて自分も追いかけた。

「んー?ああ、ワイも持ってくモノあるんや。」

追ってきた達ちゃんに振り返りながら、
紙とクレヨンとかをもつ。

「シンちゃんに達ちゃん、なにしとんの!体操始まるよー!」

仕事場の職員さんが戯れる2人に職場のドアから叫ぶ。



「「あ、はーい」」

声を合わせて返事する。やっぱ仲いいな。


「て、声合さんといてや!変態」

「オイが合わせたんやろ~(笑)
やあねぇ。ま、取り敢えず作業所いくぞ」

「...ったく、もー。すぐこんなんなんやで...。おい、まってよ!」

お互いなにか言い合いながら作業所に向かう2人だった。
この2人みてて飽きないな(笑)


/ 7ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp