• テキストサイズ

神隠れの少女【NARUTO】

第32章 予選


七班一行が第二の試験の合格者達が集まっている広場に行くと、第二の試験通過者、合計二十二名がいた。

我愛羅以外の受験者達は、全身埃だらけで、ボロボロだった。

擦り傷一つ無いという点ではルナと我愛羅は同類だった。

第二の試験を過去最短でクリアした我愛羅は兎も角、ルナもそうであることに、上忍達は疑問を持った。

(………ついさっき来たあいつ……服は汚いが、怪我は全くしていない…妙だな……)


ガイはカカシの班が残っているのを見て、カカシに対抗心を燃やした。

「なかなかやるじゃないか、お前のチーム…運が良かったかな?だが、俺の班がいる限り……これ以上は無理だな。」

自信満々でそう言うガイに、カカシはいつも通りの眠そうな表情で答える。

「ん?これ以上は無理?それはどうかなぁ。」

「ほう、大した自信だな!」

「んー、まあな………」

(レイを倒せる下忍なんて、存在するのか………?)

カカシは曖昧に頷いた。


ルナは音隠れの忍に化けている大蛇丸に微かに笑いかけた。

それを見て大蛇丸もにやりと笑った。

(流石、ルナちゃん……もうワタシのことに気づいているみたいね………)

二人の密かなやりとりには、誰も気がつかなかった。
/ 826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp