第5章 いざ、木ノ葉へ
ルナはうちはフガクの家に迎えられることになったようで、連れて行かれた家に入ると、懐かしい人達がいた。
(ミコトさんに………イタチもいる。あの小さいのはサスケかな?)
「こんにちは、ルナちゃん、これからよろしくね。ほら、イタチも。」
ミコトがイタチに促す。
「………よろしく。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
ルナは涼しい顔で挨拶したが、心の中では、ミニイタチの可愛さにズギュウゥンとしていた。
「この子がサスケ。ルナちゃんより一歳歳下なの。ルナちゃんの弟ね。」
「僕はお兄ちゃんだよ!」
イタチが割と元気に言った。
ルナはキラのことを思い出して少し悲しくなったが、顔には出さず、
「うん!みなさんも私のことはルナって呼んで下さいね!」
と明るく言った。