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神隠れの少女【NARUTO】

第5章 いざ、木ノ葉へ


門に触ったら、どこからともなく、狐の面を被った銀髪の人物が現れた。

ルナは前世の記憶から、まさか、と思った。

(カカシ先生………?若っ!)


「お前、何者だ。」

「私は神隠れの里の神皇ルナです。母の遺言に従い、木ノ葉へやって参りました。

火影様に会わせていただけないでしょうか?」

「…………取り敢えず、来い。」

ルナはその暗部(恐らくカカシ)に抱えられて、木ノ葉に入っていった。





「火影様、門の前で発見した神隠れの里から来たと申している者が、目通りを希望しております。」

「構わん。通せ。」

「御意。」

そして入って来たのが、銀髪の、三歳くらいの少女だったので、三代目火影………ヒルゼンはひどく驚いた。


(三代目か……あの事件には、間に合わなかったということか…………)

とルナは思ったが、気をとりなおして言った。


「はじめまして、火影様。神皇ルナと申します。」

「驚いたのう………一人でここまで来たのかぇ?」

「いえ……いろいろありまして…………

………いろいろあり過ぎて、何から言って良いのやら………」

「…………まあ良い。して、要件はなんじゃ?」

「神隠れの里が滅びたので、母が生まれた、うちは一族のいるこの里で、私を保護して頂けないかと。」

「なんと………あの神隠れが滅びただと……なぜそうなった?」

「それは………」

ルナが口籠っていると、

「それは、私が説明しましょう。」

と言って、変化した李蘭らしき人が現れた。


「どこから入ってきた?」

「この人は怪しい人じゃありません。神皇一族に仕える神鳥です。」

「はぁ………まあ、説明してくれ。」

ヒルゼンは割と落ち着いたまま言った。
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