第2章 あの日から…
沖田「んなことわかってらぁ。だからここに来たんでぃ。オメェを…さくらを助けるためにここに来たんでぃ」
何を言っているの?
『何言ってやがる。オメェはあいつになんか言われたか?それとも…』
沖田「黙りなせぇ!!!俺ァ全部知ってるんでさぁ。こいつらにも話は聞いた。すいやせん。早いうちに気づいていたのに助けられなくて。俺の前でも偽りを作るのはやめてくだせぇ。俺の前でも、本当のお前を。本当のさくらを露わにしてもいいんでさぁ」
なんで。なんで。
『沖田さん…なんで。気づいちゃうんですか。あなたは!あなたは3zを敵に回したんですよ!なんで!なんで私のために居場所をなくそうとするんですか!私のために、傷つかないでください…』
沖田「オメェのためじゃねぇ。俺ァ自分の思うことをそのまま行動に移しただけでさぁ。それにこんなことで俺は居場所を失うことはねぇ。心配しなくても俺ァそんぐらい作れまさぁ」
そう言うと沖田さんは戻っていった
『晋助。あんた知ってたの』
晋助「まあな」
そういうことは早く言え。
そう思った瞬間涙がたれた。
晋助「!?」
また子「どうしたんっすか!?」
『いや。沖田さんが私の見かなになってくれたと思ったらなんか嬉しくて…』
武市「勿論。私達は今も変わらずさくらさんの味方ですよ」
万斉「さくら殿は拙者たちが護るでござる。」
『ありがとう!』
私は心からそう思った。