第4章 成敗
次の日、私と沖田さんと晋助は銀八のところへ行った。そして昨日沖田さんが撮ったビデオを見せ、晋助が今まで撮ったいじめられている写真を見せた。
銀八はごめんと頭を下げて誤ってくれた。
1時間目の学級活動の時間を私達にくれて、いじめについて話すことにしてくれた。
銀八「えーと。今日の一時間目は変更して、いじめについて話すことにします。高杉、沖田、さくら。」
「「『はい』」」
私達は前へ出た。
神楽「お前もやっと謝る気になったアルカ!速く頭を…」
沖田「チャイナ。少し黙れ」
そういった沖田は神楽を黙らさせた。
『私は佐藤里咲をいじめたりととなっておりますが、それは違います。私は、佐藤里咲からいじめを受けた本人です』
土方「うそをつくな!何を根拠に!…」
『晋助。お願い』
そう言って晋助は、テレビにビデオをつなぎ。昨日の一部始終を流しはじめた。
近藤「こ、これは…」
猿飛「さくらと…里咲ちゃん?」
『そう。』
そう。これが現実だ。
山崎「髪型から言うと、蹴られているのがさくらちゃんだね…」
がたんっ!
佐藤「馬鹿言わないで!こんなの編集でなんとかなるものでしょ!現に私はいじめられているのよ!」
沖田「じゃあ傷は?」
佐藤「は?」
沖田「こんなに蹴られたり殴られたりしてるんでぃ。あざや傷の一つや2つあるもんでぃ。お前にそれがない。それが正真正銘の証拠でさぁ」
高杉「それにな。さくら。」
『うん。』
私はジャージを脱ぎ始めた。
顕になった肌にはたくさんの切り傷、あざがあった。
九兵衛「これは…」
妙「たくさんの怪我…」
新八「まさか本当に…」
佐藤「そんなの!とくしゅめいくとかでつくれるじゃない!」
『私の目も佐藤にやられたものです』
佐藤「そんなわけ無いでしょ!だったらその証拠を!…」
銀八「出てんだよ」
佐藤「はぁ?」
銀八「証拠はもう。出てんだよ。血ダラダラ垂らして、木島が救急車と警察呼んだんだ。あったんだよ。その場に。凶器のハサミがな。名前も入ってる。お前のだろ。」
佐藤「そんなの誰かが勝手に持ちだしたんでしょ!私だと限らないわ!」
そう来ると思った。
『指紋が出たんですよ。あなたの指紋がね。』
沖田「その他にも、あなたのバックからルミノール反応が出やした。さくらの血がね。」
神楽「里咲…」