第2章 あの日から…
〜高杉sibe〜
俺はいつも通り帰ろうとした時、奥の影のは方に人が倒れているような影があり、行ってみた。
そこには右目や頭から血を大量に流して倒れていたさくらだった。
高杉「おい!しっかりしろ!さくら!」
また子「晋助様〜♪どうしたんすか?」
高杉「木島!救急車を呼べ!さくらが頭と目から血流して倒れてんだ!」
また子「わ、わかったっす!」
そういった30分ご、救急車が来てその場にいた俺と木島は同行し、病院へ行った。
病院で手術を受けている間、万斉や武市、沖田がきた。
その後銀八も。
そして一緒に診断結果を聞くことにした。
先生「えーと。さくらさんは、右目失明ですね。」
また子「そんなっ!」
武市「また子さん。」
先生「後、手術前、体中にあざや切り傷がありました。左手首には切ったような後が。先生。あの子はいじめを受けてたんじゃないですか?」
銀八「まさか!」
あたり前だ。やっと気づいたか。
診断結果を聞いたあと、沖田は銀八の胸ぐらをつかんでいた。
沖田「銀八!お前が!お前がさくらのSOSで助け舟を出していてやりゃァこんなことにはならなかったんでぃ!あいつの目はもうもどらないんでさぁ!今回の一角はお前の責任でぃ!」
万斉「沖田殿もうやめるでござる。」
沖田「でも!」
万斉「背者たちも今、こいつを斬り殺したいでござる。でも、こいつには償ってもらわないといけない罪というものがあるでござる。」
そう万斉が言うと、沖田は手を離した。
高杉「銀八。罪を償え。もう帰れ。あとは俺達がいる。お前は必要ない」
そう言って、俺達は桜の病室へ行く。
そこには酸素マスクをつけ、体中法体で巻かれた痛々しいさくらの姿があった。
その夜、俺達はさくらの病室に泊まった。