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君を愛す【薄桜鬼】

第1章 この世界には僕と君だけ 〜沖田総司編〜


僕の方が……君をこんなにも愛しているのに

「なんで……」

「えっ?沖田さん……?」

ドサッ

僕は彼女を布団に押し倒した

「なんで、僕じゃないの?僕の方が君を愛してるのに」

彼女は戸惑っている

「沖田さ……ッッ…」

彼女の艶のある唇にキスを落とす

「お…きたさ……んっ…」

酸素を求め口を開けた彼女の唇の隙間から舌をねじ込んだ

彼女の目からは恐怖で涙が溢れていた

でも、もう止めることは出来なかった

「ねぇ、今日見ちゃったんだよね僕。」

唇を離して言った

「原田さんと、今日の昼なにしてたの?」

彼女は僕の質問にビクッと肩を揺らした

「う、そ……見てたんです……か?」

「さぁ……?」

僕はわざと曖昧に答えた。

彼女の白くて細い腕を押さえつけた

「いたっ……沖田さん、いたい、やめて……くださ、い…」

彼女の腕を掴む僕の手に力がこもる

僕は嫌がる彼女さえ愛おしく見えた

「いゃ…やめて…」

何度も彼女にキスを落とす、彼女はキスを落とされる度に

小刻みに揺れている

「はら、だ、さん…」

彼女は目から涙をボロボロ出しながら、左之さんを、呼んだ

どうして、なんで僕を見てくれないのだろうか
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