第2章 M × S
M side
どうも。MJこと 松本潤です 。
あ、俺 櫻井翔さんと付き合ってます。
そして 今日は俺の誕生日 。
去年は たまたま恋人とオフが重なったから一緒に過ごした 。
今年は 恋人の翔くんが忙しくて 、一緒にいられないみたい 。
俺は 、仕事を終えて 帰宅 。
ただいま、午後10時 。
翔くんは 、もちろん家にはいない 。
寂しいな 。
仕事 。それはわかっているけど 、恋人といたかったなぁ 、と思う 。
俺って 、こんなに女々しかったっけ ?
そんなことを考えていると 、時計の針は進むばかり 。
なんだか 眠たくなってきた …
「…ゅん …じ……じゅん…じゅん! 起きて…」
…あれ? 翔くんの声がきこえる …
夢かな …
目をあけると 、一番会いたかった人 …
体を起こそうとした瞬間 …
「しょうくっ…」
翔くんにキスをされた 。
S「んっ。じゅん 、 誕生日おめでと 。ふふっ 」
そう翔くんに言われ 、時計を見ると 、日付けが変わっていた 。