学園は溺愛の箱庭(ONE PIECE長編学園パロ夢・番外編)
第3章 年越しそばと姫納め(*)
指を狭い隙間に潜り込ませ、奥を目指すように辿ってゆく
掴まれていた手は離れ、動かす左腕に添えられていた
「…動き辛ェ」
「だっ、て」
「まァいい…動かせねェわけじゃない」
指先をバラバラに動かして、下着越しの秘めたる場所に触れると掴まれた腕に力が込もる
隙間から指を差し込み茂みを器用にかき分ければ、さらに奥まった部分へと触れた
「ンッ」
「濡れてる…いつからこうだった?」
「分かん、な」
「さっきか、それとも…風呂上がりのとき」
「も、いつでもい…から…ね」
すぐそこには快楽が待っているというのに、焦らしに焦らされれば我慢が出来ないのか催促するように腕を軽く抓られる
「も、お願…いァァッ」
少しだけ剥けかけていた蕾を指先だけで探り当てると、蜜を塗りつけながら丁寧に上皮を剥いて擦り上げた
すると腕を掴まれていた力が抜け、添えるだけになる
ギュッと瞑られた瞼に口付けを落とせば、ゆっくりと瞼が持ち上げられてローを捉えた
キラキラと潤んだ瞳に映り込む姿を確認すると、ローはフッと微笑み鼻先にキスを落とす
その行動にセナが擽ったそうに身をよじった
「ぁ、ッ…ン、ろぉっ」
吐き出された甘い声とともに、その表情が悩ましげに歪められる
そうして女の顔になったセナの顔中に触れるだけのキスを落としながら、触れたままだった蕾をスリスリと指で挟み込むように優しく撫でた
「ふ、ぁ…ァッ」
「脚開け」
「ッ…んん、」
与えられる刺激を受けて、反射的に脚を閉じようとしてしまうとローの腕ごと固定してしまう
太腿がさすられたのを合図に、セナはゆっくりと従い力を抜いて脚を開く。そうすれば次は閉じられないようにローの身体が滑り込んだ
「ぁ、あっ…ゃぁ」
「嫌じゃないだろ。どんどん溢れさせて…ほら、気持ちいいな?」
「は、ぁっ…やっ、それぇ…ダ、メッ」
止めどなく溢れてくる蜜を中指に絡ませて、ヒクつく割れ目をなぞると第一関節の辺りまで浅く埋め込み、ゆっくりと抜き挿しを開始した
指先でナカを擦られるたび、シーツに散らばった栗色の髪をパサパサと打ちつけるように首を振って快感に堪える
「あ、ンッ!んんっ…そこ、ばっかぁ、」
浅い部分に触れる感じやすい箇所を重点的に撫でていれば、生理的な涙を浮かべて縋るようにローの首に腕を回した
「ふ、ッん…ぁあっ」