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バスケと儚き少女

第30章 青峰と黒子と少女の出会い


黄瀬「また聞いてなかったんスか?」

青峰「悪ぃ、ついな」

立ち上がった大君はコートへ走っていった

赤司「桃井、今日の青峰の点数は?」

桃井「36点です」

赤司「そうか……」

なんだか嫌な予感がする……

黄瀬「雨月っち!見ててくれてたっスか?」

『え?あ、うん。お疲れさまです』

黄瀬「ありがとう!」

私はハラハラとした気持ちで征君を見つめた

赤司「黒子」

コートを走っていたテツ君に征君は何かの指示を出した

赤司「積極的に青峰に回せ。……本当の敗北を教えてやろう」

征君が言ったように、ボールは積極的に大君に回された
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