第30章 青峰と黒子と少女の出会い
が、そこは電気しか付いておらず、無人だった
青峰「(あれぇ!?おいおい、マジでー!?ホントにお化けがバスケを!?いや、きっとさっきまで練習してた奴が居て、丁度切り上げたから……!でもドア開けるまで音してたような…!そんで声まで聞こえなくなってる!?)」
青峰はヒクヒクと口許を引きつかせ、後ろに下がる
「あの……」
いきなり声が掛かり青峰はバッとその場にしゃがみ込み耳を塞ぐ
青峰「うわああああ!?なんまいだ!なんまいだ!ごめんなさい!もうしません!学校にグラビア持ち込んだりしません!授業中居眠りもしません!悪霊退散!」
後ろに立っていたのは、黒子と凛だった
黒子「あれ?青峰君」
『ホント……』
ブルブル震えていた青峰は二人の声を聞き、耳から手を離す