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バスケと儚き少女

第29章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編


木吉「俺が一緒にバスケ出来るのは、この大会が最後だ」

黒子は驚きピタリと止まる

日向と凛も手に持っていたボールを落とす

『「……え?」』

日向「そんな……1年は大丈夫なはずじゃ……」

木吉「俺もそのつもりだったんだけどな、今まで少し無茶をしたせいか思ったよりも早く悪化してるらしい。医者が言うには次のインターハイは勿論、関東大会もまず無理だそうだ」

日向と凛は静かに下を向いた

木吉「何だよ日向、凛。暗くなるところじゃないだろう?」

ニカッと笑った木吉に二人は驚きで目を見張る

木吉「手術よりお前らとバスケすることを選んだ、俺はこれっぽっちも後悔してないぜ?リコと伊月と水戸部とコガと土田と火神と黒子と降旗と福田と河原と2号と。例え手術した後どんなに明るい未来が合ったとしても、俺は今お前らと一緒に戦いたいんだよ」

黒子はポツリと呟いた
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