第29章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編

青峰は輪から外れどこかへ向かおうとする

若松「おい、青峰！どこいくんだよ？」

青峰「うるせーよ、後半開始にはちゃんと戻る」

若松「あぁ!?」

怒りに震える若松を今吉が止める

今吉「若松、ほっとけ」

─────
───
─

若松「たく……大丈夫だろうな……あの野郎」

控え室に戻る中、若松は小さくぼやく

今吉「まぁ、そう心配すんなや？さっきまでの青峰は確かに本気やった…が手の内全部出したわけやない。後半始まればすぐ分かる。結局アイツに勝てる奴はおらん…ってな」

今吉は緩く笑みを称えたまま言い切った

今吉「それに多分、逆やで？」

桃井は少し悲しそうに笑いながら言った