第26章 少女の過去〜木吉との出会い〜
微笑んだと思ったら真っ赤になり始めた
『……!っ……!ごっごめんなさい!泣いちゃって、ご迷惑……!』
花宮「いいから落ち着け!」
木吉「だな」
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『ごめんなさい』
花宮と木吉のお陰で落ち着いた凛は深々と頭を下げた
花宮「たく……」
木吉「あはは、落ち着いたなら良かったよ……で?何で花宮がここに?」
花宮「あ?凛の見舞い……何て言うかバーカ!」
花宮はいつもの調子で良い、さっさと帰っていった
『まっマコ君……?』
木吉「……」
不思議そうな凛と、遠ざかる花宮を睨みつける木吉