第26章 少女の過去〜木吉との出会い〜
「兎に角、お礼とお詫びしなくちゃダメよ?」
『はいぃ…//』
恥ずかしさで布団から出れない私は、芋虫状態で返事をした
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『えっと……ここのはずなんですけど……』
キョロキョロと辺りを見渡すけど、そもそも木吉さんの見た目とか、性別とか知らない事を思い出した……
叫んでも良いけど、見つかるかどうかが分からない
そして何より人見知り……誰かに聞こうにも、固まって声が掛けられない
『どっどうしよう……』
泣きたい…
手紙で謝ろうとしたけど、看護師さんに直接謝らないと、激怒ぷんぷん丸だよ…?って笑顔で言われたから……怖かった