第25章 誠凛バスケ部誕生秘話
更に木吉は続ける
木吉「負けるのが嫌いで、だからこそ忘れられねーで。お前は俺と同じ……いや、俺以上にバスケが大好きなんだ!」
木吉の言葉に日向は両手を強く握り締めた
日向「知ったようなこと言ってんじゃねーよ!」
日向の言葉に木吉は驚く
日向「分かってんだよ、そんなことは!だから、だから毎日こんな詰まんねーんだろがー!」
汗はこめかみから流れ、まるで涙の様に頬に流れた
もしかしたら、涙だったのかも知れない
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日向は一人ボールを持ちコートに立っていた
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木吉「じゃあ、俺…帰るよ」
日向は、はぁ!?と声を上げた