第25章 誠凛バスケ部誕生秘話
日向「まだまだ…」
汗だくで息を切らせながらも、やろうとする日向に木吉は言い放った
木吉「日向、もう諦めろよ」
日向「うるせー!」
怒鳴る日向に木吉は続ける
木吉「違う。バスケ諦めることに諦めろ」
その言葉を聞いた日向は、驚愕した
木吉「お前が本当にバスケが嫌いなら、俺は何も言わない。けど、お前は「うるせーよ!」…」
木吉の言葉を遮り、日向は声を荒げた
日向「お前みたいに恵まれた奴と凡人は違うんだ!」
木吉「才能なんて関係ない!俺もお前も根っこは同じだ。少なくとも俺だって俺だって……帝光中の天才と戦って絶望を味合わされている。何度もバッシュを捨てようとした。けど、何度ほうろうとしても、どうしても手から離れないんだ。……お前もそうだろ?」