第25章 誠凛バスケ部誕生秘話
小金井「……即答」
木吉「そう言わずに頼むよ!バスケ部に入ってくれ!」
伊月「(動じないな。コイツも)」
伊月は最早、関心した様に心の中で呟く
リコ「話聞いてた?バスケなんて一番気に食わないスポーツなの。正確に言えば今の同年代。特に中学バスケの雰囲気が気に入らないのよ。帝光中学の圧倒的一興状態。高校で活躍する選手も殆どがそのOB。それ事態に文句はないわ。でも……」
リコは木吉達から顔を逸らし、前へ向くと頬杖をする
リコ「その周りが皆、何処か勝つことを諦めてる。私が一番嫌なのはそこよ!」
リコはそう言いきった
─────
───
─
誰も居ない教室で日向は一人、窓に向かい夕暮れを椅子に座って見ていた