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バスケと儚き少女

第24章 誠凛VS秀徳


でも何か妙だ
何処か緑間君らしくない

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まだまだ降り続く大雨

ボールは緑間君へと渡った
それに気付いた大我はすぐさま叩き落とす

降旗「うおー!火神またブロック!」

「第1Qからずっと同じ固形のプレイだー!」

得点は第2Q開始で
23対16で誠凛リードだ

『リコ先輩…』

リコ「うん」

このまま行ければ苦労はない
けど、何処か嫌な感じが漂ってる

それは中の選手も感じてるみたい

緑間「どうした?もうへばったか?だとしたら拍子抜けなのだよ」

大我「んなわけねーだろ!テメェももっとガンガン来いよ!」

どうにも旗色悪い、消耗してるのはどう見ても大我の方だ
前回ならテツヤ君がヘルプに行ってたけど……今回は、ううん、今回も和成君にマークされてる
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