第24章 誠凛VS秀徳
花宮「誰が言うかバァーカ!」
『!?』
え、いきなり!?
「それでどうするの?乗る?乗らない?」
『いいよ……絶対負けない!』
「そうそう、さっきの質問」
さっきの質問?
「凛ちゃんが大好きで大好きで、愛してるから!」
姫華はウットリとしながら私を見つめる
『私と会ったのはあの日、姫華がマネージャーとして入ってきた日だよね?』
「私はその前から知ってるの。体育の時に……ね?綺麗な黒髪が風に靡いて、ちょっと困った顔しながら、でも慈悲深い笑みをしていた凛ちゃんに一目惚れしたの」
そう言って姫華は私を抱き締めた