第24章 誠凛VS秀徳
「どうして?どうして?あんなにあんなに傍にいたのに」
『……私は、もう姫華の言いなりになるつもりはないよ!』
姫華はニコリと綺麗に微笑んだ
「だったら……また、裏切られる?凛はまた、私だけがいれば良いって思えるように」
『……っ…裏切られても、もう姫華の言いなりになるつもりは無い』
お互いに引かない
花宮「なら、凛。バスケで賭けようぜ?誠凛が勝てば一条も諦める。俺らが勝てば……凛、俺らの学校に転校、そして一条の玩具だ」
『……マコ君は姫華と付き合ってるの?』
聞くとマコ君はハッと鼻で笑った
花宮「んな訳ねーだろ?バァーカ!俺が欲しいのは……」
欲しいのは……?