第24章 誠凛VS秀徳
『っ!私は2度と捕まる気はないよ』
花宮「ふはっ!やっぱお前は最高だよ、凛」
ふと、ある質問が浮かんだ
『……どうして、私なの?』
「……ねぇ、凛ちゃん逃げないでぇ?殺したくなるから」
ゾクリッと震えた背中
殺したくなる?
冗談?否、姫華は本気だ
「凛ならどんな私でも、愛して、許して、傍にいて、甘えさせてくれるでしょう?」
え……?
『そんなこと出来るわけな……』
グッと縮まった姫華との距離
「何で?あの時もあの時も……全部全部甘えさせて傍にいてくれたのに……」
『してない!』
小さく震える体