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バスケと儚き少女

第24章 誠凛VS秀徳


大我は足元で弾むボールを見て、拾った

大我「ん?」

黒子「あ……」

大我「あ、じゃねーよ!何がほとんど出来てますだ!すっぽ抜けじゃねーか!」

黒子「すっぽ抜けました」

大我「だから今言ったよ!」

『あはは』

コントみたいなやり取りを見て不謹慎だけど笑ってしまった

大我はボールを見て驚いた顔をした

多分ボールの皮が削れてほとんど無いことに気付いたんだろう

バスケットボールは外でつくとすぐに、皮が削れてツルツルになる

そして大我はテツヤ君に投げ返す

黒子「このボール変えないといけませんね。体育館もっと使えたらいいんですけど。もうこれで六つ目です」
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