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バスケと儚き少女

第22章 ストリートバスケは波乱の予感…です…


『大我にウジウジは似合わないし、鬱陶しいよ』

大我「は!?」

私は2号を降ろす

『話はだいたい分かったよ…でも最後に手を抜いた大我が悪いよね?』

そう言うとハッとしたように言ってくる

氷室「……凛…?」

大我「それは…もしあそこで勝ってたら…」

『辰兄を兄と呼べなくなるし、そもそも本調子で勝つのは不本意だったかもしれない。けど大好きなバスケで手を抜かれて嬉しい人はいないと思うよ!それに兄弟分じゃなくなったとしても二人が別人に代わるわけじゃないでしょう?』

大我にそう言うとそうだなと呟いた

大我「そもそも俺がバスケを好きな理由は強い奴と戦うのが楽しいからだ、それはやっぱりタツヤが相手でもそうだ…だからサンキュー凛…腹は決めた!もし戦うことになったとしたら何があっても全力でやるよタツヤ!」
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