第19章 このー木なんの木、気になる木♪
大我も不器用だけどテツヤ君もなぁ……
そんな事を考えながら大我の練習を見つめる
テツヤ君のバスケはよく言えば人を活かす
けど悪く言えば人任せだ
だからテツヤ君は今のスタイルを捨てないといけない
そして作らないといけない
テツヤ君の新しいバスケを
大我は私と帰ったときに言ってた
今まで黒子に助けられっぱなしだったから、しばらく距離をとりたい
黒子があのまま終わるはずねー
その間に俺自身強くなりてーか
『大我ってさ』
大我「ん?」
『すんごい不器用だよね』
大我「はぁ!?」
キッと私の方を向く大我にクスクスと笑ってしまった