第17章 少女の過去
その後もイジメは過激になっていく
「おっ淫乱な凛ちゃん!今度俺も相手してよー!w」
「バカやめろよw」
悪口も慣れてしまえば楽なものなんだと実感する
「うわっ睨まれた」
「こっわー」
あぁ…うるさい…
ガヤガヤしてる廊下を通り、屋上へと向かう
カシャンっとフェンスを飛び越え、空に思いをはせる
『お父さん…お母さん…もう疲れちゃったよ…もう良いよね?私…もう2人の所へ逝きたいよ』
ガチャッと扉が開かれ、そこに居たのは…キセキの世代と姫華
『サヨナラ』
口パクで伝え、私は屋上から飛び降りた