• テキストサイズ

バスケと儚き少女

第17章 少女の過去


ベシッとデコピンされた

『!?いっ……』

灰崎「言いてー事があんなら言え」

おでこを抑えながら灰崎君を見つめる

灰崎「灰崎君なんてキモチワリー、普通に呼べよ」

『っ……しょ……くん』

ボロッと溢れ出た涙

『信じ……て……私っ…やって…ない』

触りたくても、自分の血で汚れてるから穢いから…触れない

灰崎「……世話の掛かる……」

ケッと吐き出すように言うとグシャグシャと頭を撫でられた

久しぶりに撫でてもらった事に嬉しさがあり、そして体力の限界だったのか私は倒れた

灰崎「…………アイツらを守るために何やってんだよ…」

翔君の呟きは聞こえずに私は意識を手放した

次に起きたときは姫華の家ではなく、保健室であることを祈りながら
/ 1808ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp